5/24(月) 変化する言葉

普段から使っている言葉も、文字にすると、新しい発見があるものです。

新聞を読んでいるとき、「丁字路」(ていじろ)という言葉を目にしたKさん。それまでKさんは「T字路」(てぃーじろ)と言っていたので、<アルファベットのTと漢字の丁は形が似ているし、印刷の間違いなのかな>と思いました。

しかし、気になって「丁字路」を辞書で引いてみたところ、「丁字型に交差している道路。現在は『T字路』と書くことが多い」とありました。

さらに詳しく調べてみると、日本では漢字の「丁」の字は、形を表す字形として、伝統的につかわれてきたことがわかりました。

時代の変遷と共に、「Tシャツ」などアルファベットの字形も浸透するようになり、現在では「T字路」という言葉も使われるようになったそうです。

「言葉は生き物」といわれ、時代と共に変化するものもあります。私たちが当たり前のように使っている言葉もいろいろな歴史や背景を持っています。知っている言葉もいろいろな歴史や背景を持っています。知っている言葉も辞書を引いてみるなど、積極的に日本語と親しみたいものです。

今日の心がけ ◆言葉の変遷を学びましょう

日本語がどんどん変化していますね。

「重複」ちょうふく→じゅうふく

「発足」ほっそく→はっそく

でOKになってきています。

「既存」きぞん→きそん

と最近は発音されるようになりました。

いまや「パンツ」は下着でなく、「ズボン」のことで、

「セーター」も「ニット」でないと伝わらないとか、、、。

的を得た変化になって欲しいものです。