5/25(火) 信頼の土台

課長職のTさんは、部下との意思疎通が上手くいかないことに悩んでいまし、結論をた。世代間のギャップか、話し方の問題か、その原因がよくわからないのです。

 そのようなある日、研修に参加して、コミュニケーションをよくする非常にシンプルな方法を耳にしました。それは、部下の話をよく聴くということでした。

 Tさんは、報告や相談を受ける際、結論を急ぐあまり口を挟むことが多々ありました。時には「要するに」と、勝手にまとめてしまうこともあったのです。

 これまでの部下への接し方を反省すると共に、傾聴の意義やその具体的な方法を学んだTさんは、さっそく翌日から職場で活用してみました。

 地道に実践したところ、その効果が表れてきました。Tさんの変化に、最初は戸惑っていた部下も、少しずつ話してくれるようになったのです。

 <この人は自分の話を聴いてくれる>という安心感は、信頼感につながります。信頼の土台が築かれると、相手とのやり取りも、容易になるでしょう。

 相手の話をしっかりと聴き、お互いが敬い合える職場を目指したいものです。

今日のこころがけ ◆人の話をよく聴きましょう

人の話を最後までよく聴く。自分は大丈夫と思っていても、案外途中で人の話を遮っていたり、顔を見ないで聞いていたり、、、しているかもと。

営業の基本も、自分が話すが3割、お客様の話を聴くのが7割といいます。

今日から改善です。